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疲れがたまらない姿勢ケーススタディから「自分に合う枕選び」のヒントを探る⑩ いびきと枕

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いびきを自覚している人って、ほとんどいませんよね。
人から指摘されて、自分がいびきをかいていることを知ることが多いのですが、そばにいる人が迷惑をこうむるだけではなく、重大な病気を抱えていることもあるので、やっかいです。
いびきと枕にも関係があるのでしょうか。

◎いびきと無呼吸症候群に枕が関係...?

会社員のKさん(48歳)は、身長179センチ、体重115キロという立派な体格の持ち主ですが、ちょっと珍しい持病を抱えています。
頸部降順靱帯骨化症(OPLL)という耳慣れない病名のこの病気は、首の後ろにある靱帯が骨になってしまい、脊髄を圧迫するというもの。
進行すれば手足の麻痺や歩行困難になるなど、とても怖い病気なんですね。

Kさんの場合はそこまで重症ではありませんが、頑固な肩こりと頭痛に何年も悩まされていて、とくに起きた直後がつらかったそうです。
さらに、奥様からの指摘で、夜中ずっといびきがひどく、突然息が止まることもあったとか。
Kさんは、OPLLの他に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いもあったんですね。
そこで整形外科では、OPLLの治療やSASの解消のために、まずは寝姿勢の矯正が必要と考え、枕を調整することにしました。
Kさんは高度肥満症に該当するので、枕も重たい頭を支えるだけの弾力が必要でした。
早速、自分に合った特注枕を使ってみたところ、その夜からいびきが消え、呼吸が止まることもありませんでした。
頭痛や肩こりも、2〜3日で改善されたというのです。

枕を替えただけで、Kさんの症状がそれほどに改善できたのは、睡眠中、頚椎を最良の角度に保つことによって、後頸部の筋肉の緊張がほぐれたこと、頚椎の前方にある気道が広くなったためではないかと思われます。
やはり、枕がポイントだったということですね。

◎いびき対策には、低い枕がいいというのはウソ?ホント?

Kさんの場合、枕を身体に合ったものに調整した結果、いびきをかかなくなりましたが、いびき防止には「低い枕、もしくは枕なしで寝ればいい」ということがまことしやかにいわれているようですね。
しかし、この説にはまったく根拠がありません。低すぎる枕や枕なしも、いびきの原因になるのです。

たとえばジャストフィットした枕で快適に眠っていた人でも、その枕を5ミリ低くするだけで、いびきをかき、また元に戻せばいびきが止まるという研究データが出ています。
枕の高さを変えるだけでいびきが改善されるのは、気道が確保されることが大きく影響しているのです。

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