みなさんは、毎日どんな食事をどのタイミングでとっていますか?
もちろん、規則正しく食べることはいいのですが、そのルールに縛られるあまり、食欲がないときにも食べたり、お腹が空いていなくても夕飯の時間だからといって食べたり、あるいは夕飯を食べていないからと寝る前に食べてみたり、なんていうのはナンセンスですよね。
「一日三食規則正しく」という思い込みをちょっと見直してみませんか?
◎40歳以降は、一日三食規則正しく食べなくていい
40歳をすぎたら、「一日三食、朝昼晩にきちんと食べなければ」という思い込みは捨てちゃって大丈夫です!
まず、朝は排泄の時間ですから、午前中は食べることより出すこと(=排泄)のほうを大事にしましょう。
眠っている間、私たちの体は全身の細胞の修復を行っていますが、朝はその結果、体内から出てくる老廃物をしっかり排泄することが先決だからです。
一日元気に活動するために、朝からガッツリ食べるという人もいますが、朝はおかゆや野菜の味噌汁、果物などで軽めにして、内蔵に負担をかけずにすっきり排泄することを心がけてください。
そして夜は、吸収の時間帯。
夕食はボリュームのあるものをとりがちですが、夜の糖質は体の蓄えになりやすく、また夜間の成長ホルモンの分泌を抑えてしまうので、できるだけ控えるほうがいいですね。
とくに、ご飯やパンなどの主食は軽めにするといいでしょう。
その代わり、昼間は消化機能がしっかり働いているので、ランチは好きなものを食べてOK。
ただし、揚げ物や炒めものなどはできるだけ避けて、野菜やタンパク質を多めにとるように意識してみてください。
◎優しい断食で体をリセット
体を調整する方法のひとつとして、優しい断食があります。
食事を一週間単位で見て、たとえば最近飲み会が続いて体重が増え気味とか、前日に食べすぎて朝食欲がないといったときには、無理して食べずに、消化器を休ませるチャンスと考えて。
そんなときは、朝ごはんは野菜や果物だけにしてみましょう。
自分で行う優しく安全な断食で、老廃物や毒を出し切ることができ、体が軽くなり、肌もみずみずしくなるなど、嬉しい実感を得ることができますよ。
ただし、水だけしかとらないような極端な断食を自己流で行うのは危険なので、やめてくださいね。
本格的な断食は、回復食が難しく、いきなりドカ食いをすると消化器を傷めてしまうこともありますから、きちんとした指導のもとで行いましょう。